こんにちは。オードリ秋丸です。
今回は、TOMIX(92254)E231-1000(東北・高崎線)が入線したので、紹介と分解整備を行っていきたいと思います。
いつも同様に、ヤフオクで3300円(税込み・送料別)で購入しました。
旧製品ですが、最後までお付き合いください。
E231-1000とは?

JR化後も残る”国鉄型”の電車を更に置き換えるため、JR東日本が209・E501・E217型を基本に、第2世代の新系列電車として誕生させたのがE231系直流電車です。
従来では最高速度と車内設備の違いなどにより、「近郊型」と「通勤型」で形式が分けられていましたが、E231系は「一般型」と称して、走行面の基本性能と同じとし、設備面の違いによる番台区分のみで、同一形式とされています。
耐寒・耐雪構造と半自動ドアの採用に加え、普通車の一部にセミクロスシートとトイレを備えた、近郊タイプのE231系1000番代は、東北本線、高崎線の115系を置き換えるため、2000年6月より新製投入が開始されました。
北関東と湘南エリアを新宿経由で結ぶ「湘南新宿ライン」に、グリーン車付の編成を運転するべく、2004年10月のダイヤ改正から、グリーン車を組み込んだ編成も登場。
東海道本線の113系を置き換えるための増備も行われて、E231系1000番代は首都圏の直流近郊区間を走る、最もポピュラーな電車になりました。
1000番代は、最高速度が120Km/hとされ、万一の衝突事故に備えて先頭車前頭部に「クラッシャブルゾーン」を設け、通勤タイプのE231系より乗務員室が広くなっています。
私は高崎線沿線に住んでいたころ、211系からE231系に変わったとき、長く乗っていた211系が無くなっていくことに残念な気持ちもありました。
しかしながら今までにない、斬新なデザインに新鮮な気持ちになったことを覚えています。
試運転

TOMIX常点灯システムの、ひとメモリ回しただけで眩しいくらいヘッドライトが点灯!

テールライトも異状なく点灯しました!

モーター車は、ダイヤルを回して電圧を上げないと動き出さないため、あまりよろしくありません。

付属品が取り付けられていなかったため取り付けます。
モーター車は、ちょっと分解・整備してみましょう。
分解・整備

ボディーと動力ユニットを分解します。
今回は、細かく分解方法の写真を撮っていないので、詳しく知りたい方は他の記事を読んでもらえば詳しく書いてあります。

動力ユニットから台車を取り外します。

動力ユニットの金属プレート(写真中央の銅板)に液体状の物質が付着していました。

台車を分解してみました。
写真一番下に映っている金属プレートに、おそらく金属接点を良くするための注油が行われていました。
おそらく直に注油しているため、ギアに元から塗布してあるグリスと混ざって通電が悪くなってしまっているのではないかと思われます。
一度綺麗にふき取って、グリスだけをギアに塗布していきます。
車両の動きが悪くなると金属接点を良くしようと油を塗布する方が多いですが、私はあまりお勧めしません。
台車を分解して緊要な金属接点部分に油を塗布できれば良いのですが、たいていの方は台車を分解することなくそのままブシャーと油を注油してしまいます。
そうすると絶縁物質である台車のギアに塗布されてあるグリスまで油が拾ってしまい、通電が悪くなってしまう可能性があります。
そうするとより負荷をかけて車両を動かすことになり、寿命を縮めかねません。
金属接点を良くする油を使用する場合は、よく注意して使用するようにしましょう。

ついでに動力ユニット内も分解してみましょう。

モーター周辺とウォームギアに大きな損傷はありませんでした。
古いグリスを拭き取って新しいグリスをウォームギヤとシャフトに塗布していきます。

金属プレートには、金属接点の油とグリスが付着していたので、綺麗に拭き取り、レールクリーナーを塗布します。

このような感じでウォームギヤにグリスを塗布します。
ちなみにグリスはタミヤのセラグリスHGを使用しています。

整備が終わったら概ね逆順で組み立てます。

パンタグラフ付近に屋上機器を取り付けて完成です。
まとめ
今回は、TOMIX(92254)E231-1000東北・高崎線の入線と分解・整備について紹介しました。
この3両セットを購入してしまうと増結セットも欲しくなってしまいますよね…
しかしながら旧製品のE231-1000はなかなか手に入らないのが現状なんです(泣)。
5両増結+サロ2両の10両編成が組めれば良いかな。
現ロットは、たまに出てくるんですが・・・
気長に待つとしましょう。
何かの参考になれば幸いです。
ただし、分解は個人の責任の下で行ってください。
今日はここまで~!
おわりっ!
おまけ

・・・なんか怒ってます?
今日は不機嫌なゲンタ君(違います。そう見えるだけです。ツンデレなだけです。)でした。
ではまた~!

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