こんにちは。オードリ秋丸です。
今回は、ヤフオクで購入したEF62電気機関車を分解・整備していこうと思います。
EF62は、1台車に3軸と造りが特徴的ですが、基本的に分解の仕方は変わりありません。
台車内のギアを組込む位置やトラクションタイヤ(車輪ゴム付き)の位置を間違えなければ難しくはないでしょう。
分解整備の一例をアップしますが、あくまで個人の責任で行ってください。
分 解
今回の購入で3両目となるEF62 36号機です。
ブラウン1両、ブルー2両が所属となります。
まずは、ボディーを取り外します。
続いて台車を取り外します。
取り外し方は、EF58等の分解・整備記事で紹介しているので参考にしてみてください。
前後のスカートは、左右を広げれば取り外せます。
床下部品を取り外します。
ツメで引っかかっているだけなのでマイナスドライバーで優しくツメを外します。
動力ユニットと床下部品に矢印が記してあるので、組み立てる時は矢印を揃えて組み立てます。
スカートと床下部品を取り外すとダイキャストが左右に分解され、モーターが取り外せるようになります。
この際、ライト基板を落とさないように注意します。
旧型なのでシャフト式ではなく、スプリングウォーム式です。
モーター一式を取り外して整備して分解完了です。
スプリングウォーム一帯のグリスは劣化していますが、その他は比較的綺麗です。
整 備
電気が流れる電極板には、綿棒にレールクリーナーを塗布して汚れをふき取ります。
スプリングウォーム一帯の古いグリスは、拭き取って新しいグリスを塗布します。
毎度おなじみのタミヤ製「セラグリスHG」を塗布します。
↑ちょっと少なかったかなぁ~。
組み立て
概ね逆順で組み立てていきます。ライト基板の取り付けを忘れずに。
動力ユニットと床下部品の矢印を揃えて組み立てて、スカートをはめ込みます。
これで動力ユニットの分解・整備は終わり!
次は、台車の分解・整備に移ります。
台車の分解・整備
写真のようにツメを外してスノープラウを取り外します。
台車のうしろにあるツメをマイナスドライバーで外します。(※浮いている状態で大丈夫)
↑こんな感じで食い込みを浮かしてあげるだけで大丈夫です。
ひっくり返して裏側のツメをマイナスドライバーで外します。
台車の後ろのツメが浮き上がっているので、ここのツメが外れると↑写真のように車輪が零れ落ちそうになります。(小さいギアが入っているので無くさないようにしましょう)
最後にカプラー下のツメを外すと台車が分解できます。
こんな感じで裏側も詰めを外すと分解できます。
注意しないと、こんな感じで台車がバラバラになります。
初めて分解すると、どこにどのギアが入っていたか分からなくなってしまいます。
台車を分解するとこんな感じになります。(カプラーは分解していませんが。)
整 備
車輪やプレートに汚れが付いていましたのでレールクリーナで綺麗にしていきます。
車輪は、使わなくなった子供の肌着をウエスにして、レールクリーナーを染み込ませてゴシゴシ。
プレートや集電スプリングは綿棒にクリーナーを染み込ませて磨いていきます。
台車の組み立て
整備が終わったら概ね逆順で台車を組み立てていきます。
組み立てはカプラーが付いている方にギアをはめ込んで組み立てます。
車輪は、トラクションタイヤを中央に組み立てます。
車輪下の中間ギアは、車輪のギアにはまるように組み立てます。
最後に台車底板をフタをするように組み立てます。
全てが噛み合っていれば力を加えることなくパチパチパチっとツメが噛む音がします。
スノープラウを取り付けて、ギアにセラグリスHGを加えて台車を4~5往復転がすとグリスが馴染んでいい感じ!
総組立て
動力ユニットに台車を取り付けます。(どちらが前後でも構いません。)
ボディーと動力ユニットの矢印を合わせて組み立てます。
まとめ
今回は、TOMIX(2102)のEF62を分解・整備しました。
私はヤフオクで旧製品を購入することが多いですが、ジャンク品や不動品でも適切に分解できれば整備してまた楽しむことができます。
この頃、低価格の機関車を購入しすぎて置き場所に困っていますが、定年を迎えたら思いっきり走らせて遊びたいですね。
何かの参考になれば幸いです。
今日はここまで~!
おわり!
おまけ
玄関で散歩を待っているゲンタ君です。
まだ暑いからもう少し待ってから行こうね~。
ではまた~!
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