こんにちは。オードリ秋丸です。
古より「せめて一生に一度でも…」と人々を惹きつけて止まない、お伊勢さん。
ある人は、犬に願いを込めて遣いを送った人もいる。
ある人は、願いかなわず世を去っていく人もいる。
いろんな人の思いがこもった伊勢神宮。
私も惹きつけられた一人。
テレビで見る鳥居、木漏れ日がさす参道、立派な神明造・・・
それが現実に体験できた幸せが、鳥肌となって体を駆け巡りました。
この貴重な体験と感動は、一生忘れないでしょう。
伊勢神宮の概要、外宮、内宮、別宮の4部構成でアップしていきたいと思います。
伊勢神宮の概要
三重県伊勢市にある神社。
「お伊勢さん」「大神宮さん」とも言われます。
最高の特別格の宮とされ「日本国民の総氏神」とされます。
天照大御神を祀る皇大神宮(内宮)と、衣食住の守り神である豊受大御神を祀る豊受大神宮(外宮)の二つの正宮があります。
別宮(べつぐう)、摂社(せっしゃ)、末社(まっしゃ)、所轄社(しょかんしゃ)を含め合計125社を「神宮」と呼びます。
多くの神社は仏教の影響を受け、瓦屋根や朱塗りの建物に変わっていったが、伊勢神宮は神明造という古代の建築様式を受け継いでいます。
歴史的に皇室との結びつきが強く現在でも天皇・皇后が参拝するほか、神宮の神嘗祭では天皇から勅使が派遣されるなどつながりが深い。
原則として20年ごとに式年遷宮が行われ、内外両宮の正宮の正殿をはじめとする別宮以下の神社の正殿を造替して神坐を移す。宇治橋も造り替えます。
豊臣秀吉が太閤検地を行った際、宮川以東は伊勢神宮の神領とされ検地は行われませんでした。
徳川家康も検地が行われず神聖な場所として安堵されていました。
神宮125社
神宮が管理する宮社は125社あります。
内外両正宮に別宮14、摂社43、末社24、所管社42。
今回私が参拝できた社は、正宮である内外両宮。
内宮の別宮である、荒祭宮(あらまつりのみや)、月讀宮(つきよみのみや)、月讀荒御魂宮(つきよみのあらみたまのみや)、伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)、伊佐奈弥宮(いざなみのみや)、風日祈宮(かざひのみのみや)、倭姫宮(やまとひめのみや)。
外宮の別宮である、多賀宮(たかのみや)、土宮(つちのみや)、月夜見宮(つきよみのみや)、風宮(かぜのみや)。
内宮の摂社である、津長神社(内宮A駐車場に近く、内宮鳥居から西へ100mに位置)。
内宮の末社である、葭原神社(月讀宮敷地内)、新川(にいかわ)神社、石井(いわい)神社(ともに津長神社近くに鎮座)。
外宮の摂社である、高河原神社(月夜見宮敷地内)。
さすがに全ての別宮、摂社、末社、所轄社を回ることはできませんでしたが、両正宮と瀧原宮(たきはらのみや)、瀧原並宮(たきはらならびのみや)、伊雑宮(いざわのみや)を除く11の別宮にお参りできました。
別宮とは
本宮に付属して別の場所に立てられた神社で、号宮(ぐうごう)を有するもの。多く本宮と祭神を同じです。
摂社、末社とは
神社本社とは別に、その神社の管理に属し、その境内または神社の付近の境外にある小規模な神社のことです。
おみくじ
伊勢神宮には「おみくじ」がありません。
おみくじは身近な神社で引くものであり、「一生に一度」とされた伊勢参りをした日が大吉でないわけがない。という理由です。
言われてみればその通りですね。
お参りできた日は、大吉の大吉なのです。
さぁ、いよいよ出発!
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
次からは画像も含んでお参りの様子をアップしていきたいと思います。
まずは外宮からです。
それにしても伊勢まで遠かった。
車で5時間弱。
本当に一生に一度行けるかどうか・・・
ありがたい日の始まりです。
令和5年9月27日、水曜日、午前7時出発です!
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