鉄道模型 Nゲージの動かない動力車の点検

模型

こんにちは。オードリ秋丸です。

先日、ヤフオクで購入した181系特急ディーゼルカー(四国カラー)。

早速、動力車をレールに乗せてコントローラのダイヤルを回しても、走り出さない。

せっかく買ったのに…

と、残念に思うかもしれませんが、ちょっと分解して点検するだけで走り出す可能性が。

今回は、中古で買った動力車が動かなかった時に、どこを点検すればいいのか分かるようになっています。

ぜひ最後までご覧ください。

動力車が動かない。

見た目は非常にキレイですが、試運転してみると・・・

ダイヤルを動かしても動力車が動かない。

指で車両の天井をツンツンして、接触の確認しましたが動きません。

商品の内容を見てみると、コンディションランク「C」でするが、動力点検はしていないとの記述があります。

コンディションランク表を見ると「C」は、「問題なく使える一般的な商品」らしいですが、動かないので問題あって使えません。

返品も考えましたが、いい機会なので分解して悪いところを点検してみようじゃないかと思ったわけです。

台車不良を点検

動力車の台車を見てみます。

車輪やギアに傷も汚れもなく、至ってきれいな状態で問題なさそうです。

ボディーと動力ユニットの分離

青丸部分にボディーと台車を固定している「ツメ」があるので、台車とボディーの間に爪を差し込んでツメを外して分離します。

こんな感じに分離できます。

動力ユニットから台車を分離

台車を左右どちらかに寄せて、親指又は人差し指を押し込むと台車が分離します。

台車を点検

集電板と集電スプリング(金色のバネ状の物)も綺麗です。

ギアに挿しているグリスも劣化しているようには見えないので、台車に問題は無さそうです。

ウォームギア

動力ユニット内の前後に組み込まれているネジ状の部品も綺麗です。

集電スプリングと接触する金属板も綺麗です。(念のためレールクリーナーを綿棒に湿らせて拭きました)

モーターを点検

青丸のツメを、細いマイナスドライバーで外します。

モーター周辺の部品も損傷していません。

青丸に少し汚れが見られたので、レールクリーナーでふき取ります。

モーターが動くのか、青丸に直接DCフィーダーを取り付けて電気を流してみると動きました!

モーターは正常のようです。(ちょっと安心(笑))

モーターが動いた後、よく見ると丸印部分が浮き上がっているのを確認しました。(写真は浮き上がりを直した後の写真です。)

動かなかった理由

おそらく、丸印の組み合わせが悪くて、モーターが回転しなかったのではないかと推察しました。

私はこの時点で、問題解決として動力車の組み立てに入りました。

青丸の矢印が合うように組み立てて、レールに乗せてコントローラのダイヤルを回すと、問題なく走りました。

まとめ

今回は、動力車が動かなかった時にどこを点検すれば良いか紹介しました。

中古品は、販売者が「一般的な商品」として売り出されていても、実際に動かしているわけではありません。

実際に動かしてみたら動かないとか、異音がするといったケースはいっぱいあります。

そういったことがあることを前提に、納得した上で必ず購入しましょう!

また、動かなかったり異音がした場合は、諦めずに分解して原因を追究するのも鉄道模型に対する知識が深まって面白いと思います。

私も今回の件で知識が深まりました。

少しずつ知識を深めて、コツコツ積み上げた延長線に、途轍もない所にいる自分に気付けるはずです。

今回は、485系特急電車(かがやき・きらめきカラー)も購入しました。

一見、普通そうに見えますが。

パンタグラフが無かったりします。

パンタグラフなんて分売パーツで簡単に購入できますので、取り付ければ十分に楽しめます。

何かの参考になれば幸いです。

今日はここまで~!

おわりっ!

おまけ

ヨーグルトと果物を目の前に置かれて「おあずけ」状態のエディン君です。

食いしん坊なので「おあずけ」が長くなるとヨダレが垂れてきます。

でも「待て!」は、忠実に守るので賢いです。

ではまた~!

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