こんにちは。オードリ秋丸です。
今回は、TOMIX(92610)のJRキハ183系(新塗装)の入線と分解整備を紹介します。
キハ183-550系と同時期にヤフオクで購入したもので、おそらくオーナーさんが一緒の製品を落札しました。
見た目は至ってきれいで、試運転でも問題なく動く状況でしたが、これから長く楽しむ車両なので分解整備していきたいと思います。
キハ183系とは?
北海道に導入されたキハ82系の置き換えを目的に道内専用として開発された形式です。
特急形ディーゼルカー”第1世代”のキハ80・82系、”第2世代”のキハ181系に次ぐ、”第3世代”のキハ183系は、1979年9月に試作車が完成、様々な試験が重ねられた後、1981年より量産型の0番台が登場しました。
この0番台は電源装置を備えたキハ184形、中間グリーン車のキロ182形を編成していました。
キハ80・82系、キハ181系のような食堂車は製造されず、キロ182形に簡単な調理設備を備えた車販準備室が設けられていました。
1986年9月に落成した2次車の500番台に合わせ、アイボリーをベースにオレンジとレッドの帯が入る塗装に、順次変更されました。
購入した製品は、キロ182は含むものの、キハ183-100を含まない「おおぞら」のような編成で、至ってシンプルな製品です。
先頭車のキハ183はスラントノーズを維持していて独特なデザインを維持しています。
すでに保有しているキハ183系(スーパーとかち)と一緒に愉しみたい車両の一つです。
前のオーナーさんも丁寧に扱っていたようで、大きな傷もなく先頭車のヘッド&テールライトも異状なく点灯しました。
カプラーはKATOカプラーに交換済みですので、増結する場合はひと手間かかりそうです。
分解・整備
走行に問題のない動力車キハ182を分解整備していきます。
今回は写真を簡略化していますので、分解方法を詳しく見たい方は、キハ183-550系や他の記事も参考に分解整備してみてください。
あくまでこの分解整備は一例ですので、個人の責任の下で行ってください。
動力ユニットとボディーを分解したら、台車を取り外します。
台車を分解した写真ですが、走行跡も激しくなく、金属プレートに若干汚れが付いている程度でした。
金属部分の汚れは、レールクリーナーで汚れを拭き取っていきます。
動力ユニットのシート覆い(写真上の電極が組み込まれたプラ品)を撮った写真です。
スプリングウォーム型の車両で中央4か所に短い集電スプリングが入っている動力ユニット。
シート覆いを取り外すときは、集電スプリングが飛び出さないように注意しましょう。
集電スプリングは無くさないようにパレットの中に入れておきましょう。
モーターとスプリングウォームホルダー(右下黒いプラ製)を取り出して、分解は終わりです。
電気が通る電極部分はレールクリーナーで清掃して、スプリングウォームには新しいグリスを塗布します。
組み立て
比較的綺麗な動力車なので整備もサラッと行い組み立てます。
元の位置に各部品を組み立てて、4か所に集電スプリングを組み立てるのを忘れず、シート覆いをダイキャストに組み立てます。
まとめ
今回はTOMIX(92610)JRキハ183系(新塗装)の入線と分解整備を紹介しました。
動力ユニット内に集電スプリングが4本入っているので、分解で無くさないこと、組み立ての時は忘れずに組み込んで組み立ててください。
トレインマークは「おおぞら」にしてみました。
特急型ディーゼル列車に「スーパーとかち」、「北斗」、「おおぞら」が所属することになりました。
今回はサラッと紹介していますが、詳しい分解方法を知りたい方は、JRキハ180-550系の記事や、他の分解整備記事を参考にしてみてください。
何かの参考になれば幸いです。
今日はここまで~!
おわりっ!
おまけ
寒くなってきたので、日向ぼっこしているエディン君。
ウトウトしている顔も可愛らしい。
ではまた~!
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