こんにちは。オードリ秋丸です。
今回は、TOMIX(2115)のEF64-1000の分解・整備を紹介します。
EF64-1000とは、はじめましての私ですがヤフオクで購入できたので分解・整備して楽しみたいと思います。
EF62が1両、EF64-1000が2両、EF65-1000が2両で6000円だったので迷わず購入してみました。
見た目は至ってきれいでした。
試運転してみると、ツンツンしないと動きださなかったり、動きがギクシャクしている状況・・・
おそらく電気の流れ上で汚れが付いていることが原因なのだろう。
ということで分解してみます。
分 解
早速、分解していきましょう。
ボディーと動力台車を取り外していきます。
そんな力を入れずに取り外せる車体でした。
中にはクセがあったり、引っ掛かりが強くて取り外しにくい車両もありますが諦めず取り外します。
動力台車は、こんな感じでモーターを取り出すためにはビスを外すタイプ。
モーターの前に台車を取り外します。
人差し指側に台車を寄せて、親指を台車の中央に圧するようにしてツメを外します。
親指側の台車のツメが外れた状態。ここまで来たら人差し指側も外せます。
台車が取り外せましたね。
中間台車もビスで止まっているタイプなので取り外します。
次はユニットのビスを外して、モーターやライト基板を取り外していきます。
8か所のビスを外して、黒いウエイトを取り外した写真。
中央にモーター、両側にライト基板が見えます。
ライト基板は、曲がらないようにそっと取り外します。
モーターを取り外します。
床下部品(最下の中央)を取り外して前後のスカート(床下部品の両側)を取り外します。
床下部品はツメを外して取り外します。
スカートはダイキャストにはまっているだけなので、引っ張り出すようにダイキャストから抜き取ります。
最後にモーター前後のスプリングウォーム受けを取り外します。
これで分解は、終わり。
整 備
ライト基板の金属部分、モーターの電極板は電気が流れますのでレールクリーナーで磨きます。
モーターの前後にあるスプリングウォームには、グリスを塗布して動きを滑らかにします。
組み立て
概ね逆順で組み立てます。
部品の方向がわからなくなった時は、上記の写真を参考に取り付けてみてください。
台車の整備
鉄道模型の不動品や動きがギクシャクする原因は、だいたい台車にあります。
汚れが溜まりやすく、オーナーさんによってはギアに大量の油を塗布して金属プレートに染み込んで動かなくなっていたり。
注油した油に汚れが付着して、余計に動かなくなってしまったり。
スパークをそのまま放置して、車輪にとんでもない量のカーボンが付着していたり。
台車後側のツメをマイナスドライバーで外します。(※浮かせるだけで大丈夫です)
台車をひっくり返して中央のグッと押し込んでツメを外します。
2か所のツメを外すだけで、こんな感じで今にもバラバラになりそうになります。
カプラー側のツメを外します。(※場合によってはここで台車が分解されるので、部品を無くさないように低い位置でツメを外しましょう。)
カプラーのツメを外しました。反対のツメを外したら台車の分解ができます。
ここを外したら・・・
こんな感じで台車が分解されます。
綺麗なように見えますが、写真下の金属プレートに汚れが付着しています。
車輪も若干汚れが見られます。
台車内の整備
ギアに付いている古いグリスをふき取り、金属プレートと車輪、集電スプリングはレールクリーナーで磨きます。
台車の組み立て
汚れをふき取ったギアを組み入れます。
金属プレートと集電スプリングを組み入れます。
金属プレートは向きに注意して組み入れます。
中間ギアを組み入れます。
汚れを取った車輪を組み入れます。(※整備している時に右側の車輪ゴムが、劣化で取れてしまいました。今回はそのまま組み入れます。)
トラクションタイヤ(車輪ゴム付)は、後ろ側です。
台車底板を取り付けて終わりです。(※ひっくり返さず、この向きで台車底板をはめ込むと上手に取り付けられます)
台車のギアにグリスを塗布して動きを滑らかにします。
付け過ぎると、グリスが金属部分に付いてしまって不動の原因になりますので注意します。
動力ユニットに台車を取り付けて、整備完了です。
まとめ
今回は、TOMIX(2115)EF64-1000の分解・整備を紹介しました。
特に間違いやすい箇所はありませんでしたが、分解・整備はご自身の責任で行ってください。
大切な鉄道模型をいつまでも愉しみましょう!
何かの参考になれば幸いです。
今日はここまで~!
おわりっ!
おまけ
不貞腐れているのではありません。
床が冷たいので気持ち良いのです!
ではまた~!
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