こんにちは。オードリ秋丸です。
今回は、ヤフオクで購入できたE233ー1000京浜東北線について紹介したいと思います。
TOMIX(97909)京浜東北線・131編成セットの限定品と、動力車含む3両のバラ車両が新たに加わりました。
E233-1000京浜東北線の概要
E233系は、列車情報制御システムTIMS(Train Information Management System)の採用で革新的進化を遂げたE231系をベースに、さらなる安定性とサービス向上を目指し、JR東日本が開発した電車である。
「故障に強い車両」「人にやさしい車両」などのコンセプトが立てられ、同系はそれらを反映し完成度を高めた車両となっている。
大きな特徴は、走行機器や保安装置など、主要な機器の二重経過が図られた点である。
また車体は、E231系をベースとしながら、床面の高さが下げられ、ホームとの段差がさらに小さくなった。
シートの着座幅拡大や空調機能の向上、優先席周辺を中心としたユニバーサルデザイン化の推進など、旅客サービス向上も多岐にわたり図られている。
京浜東北線の209系を置き換える目的で2007年に登場、同年12月より運転を開始した車両で、先に登場した中央・青梅線用のE233 0系とは、運行番号表示器の位置やホーム検知装置の設置、使用線区条件による半自動ドア装置の省略など、車体各部に違いがみられる。
大学生だったころ、埼玉から神奈川の行き来によくお世話になった車両です。
山手線と京浜東北線が並走している区間は、電車好きの私には堪らない区間でしたね。
バラ3両は屋根のアンテナが取れていたりしていますが、限定品から部品を引っ張ってくることにしましょう。
ライトは異常ありませんでした。
整 備
動力車はモハE233 1000。
試運転して無ると、スムーズに走り出しますが車輪の汚れが目立つので台車を分解して整備します。
動力ユニットとボディーの隙間から指先を入れて取り外します。
このようにボディーが浮き上がったら取り外しましょう。
パッカーンと取り外せます。
次は台車を取り外します。
台車を右側いっぱいにずらして、台車を持っている親指に中央に向かって力を入れると噛み込みが外れます。
スプリング(電気をモーターに伝える金属バネ)を変形させないように注意しながら動力ユニットから台車を取り外します。
マイナスドライバーで動力ユニットの覆いを取り外します。
ツメを破損させないように、ダイキャストからツメを外していきます。
モーター付近にスプリングが入っているので、覆いのツメを外したら、跳ね飛ぶ恐れがあるので、覆いを指で押さえながらツメを外していきましょう。
フライホイール付モーターが現れました。
私は古い車両しかもっていないので、フライホイール付モーターを見るのはこれが初めてです。(笑)
構造は古いモーターも、フライホイール付モーターもあまり変化なさそうです。
金属部分に接触潤滑剤がベッタリ付着しているが気になりましたが、グリスも新しそうなのでモーター部分は、そのままにしておきます。
モーター周辺の分解は、先の記事でも紹介(フライホイール付ではありませんが)しているので、そちらをご覧ください。
台車の分解
台車の後側のツメをマイナスドライバーで外します。
ひっくり返して車輪の間にあるツメを外します。
グッと中央にドライバーを押し込んで指の腹で台車をツメから解放する感じです。
ギアと金属プレートに汚れが付着しているので拭き取っていきます。
車輪もスパーク痕があるのでクリーナーで拭き取っていきます。
走行歴が深いと思われ、金属プレートに汚れが刻まれ、汚れが落ちませんでした。
組み立て
整備した部品を、写真でいう左の台車に組み込んでいきます。
最後に右の部品でフタをするようなイメージです。
矢印に注意しながら、こうすると台車が上手く組み立てられます。
最後にギア部分にタミヤのグリスを塗布します。(絶縁体なので金属部分には塗らないように!)
動力ユニットと覆いの金属部分は、余分な潤滑剤をふき取り、クリーナーで清掃します。
覆いに記されている矢印と動力ユニットの矢印を合わせて組み立てます。
「パチン」と音がするまでしっかりツメを噛み合わせます。
スプリングの変形に注意しながら、台車と動力ユニットを組み立てます。
最後にボディーと動力ユニットの矢印を合わせて組み立て完成です。
まとめ
今回は、E233 1000系の入線と動力車の整備について紹介しました。
この他にも色々な車両の整備を取り上げていますので、ぜひご覧ください。
大切な車両を整備して長くNライフを愉しみましょう!
何かの参考になれば幸いです。
今日はここまで~!
おわりっ!
おまけ
秋田犬のゲンタとチワワのエディンです。
ちょっと前までゲンタが近づくと「ヴ~」って唸っていたエディンですが、近頃はそんなことなくなったようです。
↑ゲンタの顔がちょっと引きつっているように見えますがね(笑)
ではまた~!
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