TOMIX電動ターンテーブルAT212-15(1601)の修理

模型

こんにちは。オードリ秋丸です。

今回は、中古で購入した電動ターンテーブルの修理について紹介していきたいと思います。

購入した製品はこちら。

現行のターンテーブルより古いタイプのターンテーブルです。

Youtubeを見ていると不具合を修理している動画をよく見かけます。

古いというのも理由の一つでしょうが、モーターの性能も良くないし部品も無いしで、所有者の皆さんも苦労が多いのではないでしょうか。

私は、このターンテーブルを購入したことで計3基のターンテーブルを所有しています。

1基目は、現行のTCS電動ターンテーブルⅡ N-AT212-15(F)を購入し、回転力が弱くて苦労しました。

2基目は、旧タイプを中古で購入して、問題なく動いたので「旧タイプの方がもしかしたらイケてるかも!?」と思い3基目も旧タイプの中古で購入しました。

早速、箱を開けてみたら意外と使い古されていてちょっと残念・・・(まぁ、ジャンク品だったので動かないことは覚悟の上でしたけど(笑))

必要最低限のケーブルや部品は入っていたので何とかなりそうです。

試運転

とりあえず手当たり次第にレールをつけてみました。(あんま意味ないですけど)

転向台が中途半端な位置で止まっているのが気になります。

電源を入れて、セレクターレバーを動かしてみます。

モーターが動いている音がしますが、転向台は中途半端な位置のまま。

とりあえず、電気的には問題なさそうです。(動けば何とかなる!)

分解してみる

説明書に「転車台の位置修正」という欄があって、分解の仕方が書いてあります。

説明書通りに両端ブロックを取り外して、転向台をベースから取り外します。

ただビスをドライバーで取り外すだけなので問題なく取り外せました。

転向台をひっくり返すとこんな感じ。

説明書には「ギア(A)とギア(B)が噛み合っていないことを確かめます」って書かれてるけど、思いっきり噛み合ってる。

赤矢印のビスを回して、モーターが格納されている部分を取り外します。

こんな感じでモーターとギアが取り外せる状態になるので、ギア(B)が噛み合わないようにします。

ギア(A)とギア(B)が噛み合わないようにして、転向台をレールブロックの一線と位置を合わせてベースに取り付けます。

これでもう一回、転向台を回転させます。

少し回転しましたが、途中で止まってしまいました。

いろいろ試行錯誤すること1時間半。

赤矢印のバネが強いので、モーターの回転でバネを押し下げることができず途中で止まっていることがわかりました。

対処法

同じ形状でバネの力が弱いもの・・・

考えた末、車両の集電スプリングと入れ替えたら良いのでは・・・

早速試してみます。

回転前↑

回転後↑

回転するようになりました!

しかし、バネの力が弱いためストッパーにかかる力も弱くなってレールブロックのレールとピッタリ合わない状態になりました。

車両を動かすと少しズレているだけのように見えますが、脱線してしまいます。

最終的に手でピッタリ合う位置に合わせてから車両を動かすという対処法もありますが・・・

やっぱり全自動にしたいじゃないですか!

今回交換した集電スプリングは、不用品のスプリングで若干短いスプリングでした。

本来の集電スプリングを入れるとスムーズに動く気がします。

短い集電スプリングを取り出して、本来の集電スプリングをストッパー受けに入れました。

ストッパーとギアを噛ませて動かしてみます。

回転前↑

回転後↑

ピッタリ合わず・・・

手で合わせるかぁ。

取り付け

ちょっと残念な気持ちが残りつつ、取り付けに入ります。

ということで説明書通りに組み立てて修理完了です。

まとめ

今回は、TOMIX電動ターンテーブルAT212-15(1601)の修理を紹介しました。

この製品は、複雑そうで分解しようと思えないかもしれませんが意外に造りは簡単です。

モーターは動いているのに転向台が動かないという現象は数多いのではないでしょうか?

モーターをはじめ部品を交換するにはハードルが高いと思いますので、その時はバネを交換してみると良いかもしれません。

今回の記事が何かの参考になれば幸いです。

くれぐれも分解は個人の責任のもと、行ってください。

今日はここまで~!

おわりっ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました