TOMIXキハ58系(九州色) 入線と分解・整備

模型

こんにちは。オードリ秋丸です。

今回は、ヤフオクで購入したキハ58系の入線と分解・整備について紹介していこうと思います。

キハ58(九州色)とは

JR九州へ188両が引き継がれたキハ58系、キハ65系は多くが国鉄末期の1986年より「クリーム色10号」をベースに、「青23号」の帯を巻いた「九州色」とされるカラーに改められ、普通列車を中心に運用されました。

今回購入したのは、キハ58(写真上)動力車とキハ65(下)の2両です。

キハ65は、運転席下の梯子が残念ながら欠損していました。

両車ともスノープラウも欠損していました。(私は気にしませんがね)

おそらく4両セット92066をバラしたものと思われます。

機能点検

ヘッドライト良し!

テールライトも良し!

キハ58の台車も綺麗ですね。

トラクションタイヤのゴム劣化は見られず、走行もスムーズに走り出しました。

分解・整備

念のため分解して金属プレートやモーターも点検しておきましょう。

写真のようにボディーと動力ユニットの隙間にツメを入れてボディーを取り外します。

ライトの基盤が外れないようにゆっくり外していきます。

ボディーが外れたら、台車を外していきます。

いつものように台車を人差し指方向に寄せて、親指を台車中央へ向かって押し込みます。

台車のツメが外れるので動力ユニットから台車を外します。

分解していると、意図しないタイミングで部品が落ちたりするので、写真のようにボディーは真下に置かないようにしましょうね(笑)。

おっと!ウォームギア(ネジみたいな金属)のグリス汚れが目立ちますね。

後方のウォームギアも汚れが目立ちますね。

シャフト(モーターとウォームギアを繋ぐプラスチック製の部品)にもホコリが付着しています。

カプラーを取り外すため、細いマイナスドライバーで軽くツメを外します。(前後カプラーを取り外します)

動力ユニットから床下を取り外します。

↑写真のようにツメをマイナスドライバーで外していきます。

古い製品だとツメが折れてしまうので力を加えすぎず慎重に!

ツメが外れたら床下がピョン!と浮き上がって中の部品が脱落するときがあるので・・・

最後のツメを外すときは、床下を指で押さえながらツメを外しましょう!

左のシート(黒い幕のようなもの)と右の金属プレートにオイルがベットリ付いていました。

シートを取り外すとモーターが見えてきます。

コンデンサー(茶色の部品)を取り外します。

コンデンサーをモーターと挟むように、プラ製の部品が入っているので方向が不明にならないように注意しましょう。

ウォームギアセットは、シートを取り外す段階で取れる可能性があるので、シャフトを折らないように取り外しておいて良いでしょう。

床下パーツをドライバーでツメを外しながら取り外します。

動力ユニットのダイキャストから床下パーツを取り外しました。

いよいよモーターを取り外しますが、シャフトなど折損しないように注意しながらダイキャストから取り外します。

シャフトもホコリや糸が絡まっています。

こんな感じでモーターとシャフト、ウォームギアを分解しました。

床下の金属プレートも取り外します。

動力ユニットの分解が終わりました。

整 備

余分なオイル、汚れ、古いグリスをふき取ります。

ウォームギアにはタミヤのグリスを塗布します。

シャフトにもグリスを塗布します。

組み立て

概ね逆順で組み立てていきます。

写真ではモーターにシャフトを取り付けていますが、シャフトは後でも取り付けられますので自分の組み立てやすいやり方で組み立てていってください。

モーターとシャフト、ウォームギアセットを組み立てました。

コンデンサーを組み立てます。

コンデンサーの向きや、モーター左に組み込むプラ部品の方向を間違えないように注意しましょう。

シートを組込みます。

矢印の方向を揃えてダイキャストと床下、床下パーツを組み立てます。

床下のツメが浮き上がっていないか確認しましょう。

台車の整備

金属プレートも車輪も綺麗です。

金属プレートはクリーナーで汚れをふき取っていきます。

ギアにタミヤのグリスを塗布します。

動力ユニットに台車を組み立てて・・・

カプラーを取り付けてボディーを取り付けたら組み立て完了です。

赤矢印が前方なので前後のカプラーを間違えないように取り付けましょう。

車 番

車番が無かったので車番を入れることにしましょう。

キハ58は214号機。

キハ65は15号機としました。

再度機能点検

ライト良し!

低速からの走行良し!

まとめ

今回は、キハ58(九州色)の入線と分解・整備を紹介しました。

ヤフオクで購入し外見は比較的綺麗でしたが、分解してみると整備が必要な個所が確認されました。

皆さんがお持ちのNゲージも、一度は分解・整備してみてはいかがでしょうか?

そう簡単には壊れないし、例え壊れたとしても整備した経験は無駄にならないと思います。

次は必ず整備できるようになります。

何かの参考になれば幸いです。

今日はここまで~!

おわりっ!

バラなので以前購入したセットの空きスペースに収納しておきましょう。

おまけ

洗面所でお風呂となったエディン君。

少し前までは嫌がっていたのに、気持ち良さそうにお湯に浸かってます。

ではまた~!

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