こんにちは。オードリ秋丸です。
今日は「SL人吉」について取り上げたいと思います。
SL人吉とは
青空に漆黒の車体が映えます。
詳しくはウィキペディアで調べてもらったほうが早いです。
ここでは近くで味わった感想を。
石炭を燃やしているので近くでは暖かいというか「生きている!」って感じです。
シューッ!ボッ! シューッ!ボッ!と鼓動のように感じます。
これが堪らなくカッコいい!皆さんもこの鼓動を感じてほしいです。
さらに近づいてみると蒸気の水しぶきと油の匂い。
蒸気機関車にとって蒸気と油は、人間でいう血液みたいなもんですね!
私たちが乗ったSL人吉は
私は2022年11月に熊本~鳥栖間を運行しているSL人吉に乗りました。
当時は平日も運行していましたが、2023年3月からは休日と祝日のみの運転に。
大正生まれの蒸気機関車はメンテナンスされているとはいえ、なかなかハードスケジュールなのでしょう。
補機はDE10ー1207が担っていました。
豪華客車「ななつ星in九州」の牽引機でもお馴染みですね。
話を戻しましょう。
本来は熊本~人吉間で運行されていましたが、2020年7月の熊本地方を襲った大雨で当区間で運行できなくなり、熊本~鳥栖間に運行区間が変わっています。
チケットは「みどりの窓口」で購入しました。全席指定席です。
熊本発鳥栖行きのチケットを購入しました。
私たち家族3人はボックス席を希望したのですが、離れ離れの二人用座席しか購入できませんでした。
しかも進行方向とは逆向きの座席となりました。
これからチケットを購入される方は、早めの購入と進行方向向きの座席をお勧めします。
酔う人は酔います・・・ 息子は後半酔いました。
しかし3号車でしたので、機関車のすぐ後ろの客車でした。しかも展望ラウンジのすぐ近く!
後ろ向きに座っているとすぐ酔ってしまうので、自由に行き来できて展望席に座って酔いを防止していました。
↑乗車した3号車のドア付近
よく見ると客車も年代を感じますね。
これは展望ラウンジから客席側を撮った写真
車内はほとんどが木製でレトロな風合いです。
奥にはショーケースに入った蒸気機関車の模型が展示されています。
180度振り返ると「58654」と刻まれた機関車(テンダー車)の後部!
下を覗くと・・・
「この機関車は大正11年に日立製作所で製作され、昭和50年3月9日の最後の運転までの間、九州各地で活躍しました。その間の走行距離は334万キロで、これは地球の周りを約84周回ったことになります。」
「その後、矢岳駅前の人吉市SL展示館に保存展示されていたものを、小倉工場で修復し復活したものです。」
と記されていました。
大正11年生まれの101歳! 走行距離334万キロ!
大切に保存されていたことも素晴らしいことですが、走行できる状態に修復する日本の技術も素晴らしいですね。
関係された皆さんに感謝しかないです。
車窓から後方を映した一枚。
停車駅から発車する際は「ポーーーーッ!」と長い汽笛を鳴らし、沿道にいる方々には「ポッ!ポッ!」と短い汽笛を鳴らしながら、ゆっくり力強く進んでいきました。
途中、停車駅で一休み。
大きい動輪は迫力満点!
私は赤色のロッドが好きですね。
いろんな計器、バルブがいっぱいの運転席です。
これを適するように操作しないと蒸気機関車は動かないんですね。
正しく職人技ですね。こういう職に憧れます。
最後に
私も小さい頃は、家族でSLに乗っていたので記憶が蘇りました。
息子にSLに乗ってもらいたかったので良かったかなと思っています。
ビュッフェ車も連結されており、お弁当を買うこともできるので是非、蒸気機関車を体感してもらいたいですし、家族の良い思い出にしてもらいたいです。
こんな列車も
熊本駅には様々な列車が。
まずはA列車で行こう。
手ぶれしてしまいましたが「KAWASEMI YAMASEMI」にも遭遇しました。
おまけ
近所のゲンタ君は、羊の毛刈りのように羽交い絞めにされてました。
何をされても動じない!とっても優しくて強いゲンタ君です。
おわりっ!
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