こんにちは。オードリ秋丸です。
今回は初心者の方に、ヘッド・テールライトが不点灯となった場合の原因と、整備要領について紹介したいと思います。
先日ヤフオクで購入した中古のTOMIXキハ58系の中で、キハ65だけライトが点灯しませんでした。
分解して原因を明らかにして整備していきたいと思います。
キハ65のライト不点灯
先日ヤフオクでキハ58系を7両購入したうちの1両。
↑パワーユニットの電源を入れてスピードコントロールダイヤルを回してもライト点灯せず。。。
外観はとっても綺麗なのですが、電気が流れる通り道で阻害している何かがありそうです。
TOMIX製のディーゼルカーは、車体底部にライト点灯・不点灯にできるスイッチがありますが、「ON」状態です。
台車を分解してみますかねぇ。
分 解
台車のネジを外して車体と台車を分解します。
すると、ここに原因がありました。
台車に組み込まれている集電スプリングに何か異物が・・・
ホコリのようなものが挟まっています。
小さいホコリですねぇ。
Nゲージでは、こんな小さなホコリでも機能を阻害してしまうんですね。
車体側の右電極板も、ホコリのせいでゴツゴツした汚れの塊が付着しています。
ボディーを分解すると電極板に汚れが目立ちます。
車体は綺麗なのに電極板周辺に汚れが多いのが、今回購入した車両の特徴です。
おそらく大切に車両を扱って楽しんでいた前オーナーさんでしょう。
しかしライト不点灯になって、整備することなく手放されてしまったのかなぁ。
いろんな想いがあるとは思いますが、私のところに来てくれた車両です。
整備して復活させたいと思います。
整 備
集電スプリングを取り出して、レールクリーナーを染み込ませた綿棒でホコリが付いていた部分を洗浄。
この際、汚れがひどい場合はヤスリで2~3回擦ってからクリーナーで洗浄しても良いですね。
車体の電極板もクリーナーを染み込ませた綿棒で洗浄します。
ボディーのライト基板端末も洗浄します。
9V電池をお持ちの方は、この時点でライト基板の端末に電気を流して点灯するか確認しても良いでしょう。
私の場合は、この時点でライトが点灯したので、ライト基板が問題ではないことを確認しました。
組み立て
概ね逆順に組み立てて分解・整備は終わりです。
ヘッド・テールライト点灯!
まとめ
今回は、キハ65のヘッド・テールライト不点灯問題を解消しました。
台車に組み込まれている集電スプリングに、ホコリが挟まっていたことで不点灯となっていました。
電気の流れをチェックしてみると、すぐに原因が判明できると思います。
分解・整備はご自身の判断で行ってください。
何かの参考になれば幸いです。
今日はここまで~!
おわりっ!
おまけ
息子が自作した段ボール製「ルークス」に乗車している(させられている?)エディン君。
ボンネットも開いて、手の込んだ造りになっています。
ではまた~!
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