TOMIX キハ58系の入線と分解・整備

模型

こんにちは。オードリ秋丸です。

今回は、TOMIX(2421)のキハ58-1100の分解・整備を紹介します。

1両でも編成を組むことができ、編成の自由度が高いため全国至る所で活躍していたディーゼル車。

私もディーゼル車の魅力に気づき、頻繁に購入しております。

今回は、いつも通りヤフオクでキハ58系を中心に購入したので、紹介と分解・整備の要領について紹介したいと思います。

キハ58系とは?

キハ80系ディーゼルカーの成功を受け、準急、急行系ディーゼルカーでもキハ55系よりさらに車内設備の良い車両が望まれるようになる。

そこで153系電車をベースにキハ58系を開発、車内設備のみならず、外観も従来からのディーゼルカーから大きく脱却した。

1961年にグループ第一陣となるキハ56・27形、キロ26形の3形式が北海道に投入された。

次いで信越本線の碓氷峠に対応したキハ57形、キロ27形が登場。

その後、暖地・寒地向けの一般型のキハ58・28形、キロ28形の量産が行われ、一大グループを形成した。

長期間にわたり多数が製造された58系は、増備途中で改良が加えられていくことになる。

キハ58系のオリジナルタイプは、運転台前面窓が平面形状となっており、一般型では各形式の0番台のほか、長編成対応用にブレーキ装置を変更したキハ58形400番台、キハ28形300番台などで構成されていた。

製造当初はいずれも非冷房だったが、床下にディーゼル発電機を搭載し、車体番号に2000がプラスされた。

1968年から登場したキハ58系の増備車は、前面窓にパノラミックウィンドーを採用した姿となり、合わせて冷房化の準備がなされた。

一般型のキハ58系は1100番台に、キハ28形は1000番台に区分された。

また、キハ28形1000番台はのちの冷房化によるディーゼル発電機搭載のため、2000が足され3000番台に改められた。

TOMIX(2423) キハ28-3000(T)

ヘッド&テールライトの点灯良好!

TOMIX(2428) キハ65(T)

ヘッド&テールライト点灯せず!(泣)

TOMIX(2425) キハ58-400(M)

ヘッド&テールライトの点灯良好!

走行も良好!

TOMIX(2421) キハ58-1100(M)

ヘッド&テールライト点灯せず。走行もダメ!(号泣)

キロ28-2300は中間車なのでライト点検は行いませんでしたが、見た目は良好!

キハ58-1100の手入れをしていかなければならないようです。

中古なんで整備することが前提で購入していますから仕方ないです!

内容品は、綺麗な状態で保存されていました。(全部揃っているかは不明です。)

キハ58-1100の分解

台車には、汚れが無いよう見えます。

本体の基盤かなぁ。

いつも通り、動力ユニットとボディーの間に爪を入れて分解します。

左手の動力ユニット下側の金属プレートに汚れが目立ちます。

台車を人差し指方向寄せて、親指を中心方向に圧すると台車のツメが外れるので台車を取り外します。

集電スプリングを変形させないように慎重に外しましょう。

反対側の台車も同様に外します。

やっぱり基盤に汚れが目立ちますね。新品のように見えて意外と走行暦があるのか。

マイナスドライバーでカプラーを取り外します。

シート覆いのツメをマイナスドライバーで外していきます。

この際、ユニットに集電スプリングが入っている場合があるので、シート覆いを指で押さえて飛び跳ねないようにしましょう。

集電スプリングが入っていない形式でした。

ツメが全部外れたらシート覆いを動力ユニットから外します。

右手の金属プレートには、グリスと金属接点クリーナーが混ざった液体が大量に付着していました。

これが電流の流れを悪化させていたものと思われます。

特に金属プレート上側のライト点灯・不点灯を切り替えるレバー辺りは、黒色に変色しています。

台車以外の分解が完了しました。

右端にある金属プレートの汚れ以外は、目立った汚れは見当たりません。

しかしボディーの下側に写っている絶縁シート(黒色のシート)にも液体が付着していたので拭き取ります。

整 備

金属プレートの液体を拭き取ります。

ウオームギアの古いグリスを拭き取って、新しいグリスを塗布します。

金属プレートの不要な液体を取り除きます。

黒色に変色したものは取り除けませんでした。

組み立て

整備が終了したら概ね逆順で組み立てていきます。

中央に組み立てるコンデンサー(茶色の部品)の方向を間違えないようにしましょう。

絶縁シート(黒色シート)を動力ユニットの上に置いてシート覆いを組み立てます。

シート覆いのツメが「パチン」と音がするまで噛み合わせます。

台車の分解

金属接点クリーナーの付け過ぎが走行悪化の原因でしょうか。

台車を分解してみます。

台車後方のツメを外します。

台車底辺のツメ(写真中央の□部分に爪があります)をドライバーで圧して外します。

なんとビックリ!台車の金属プレートには、車輪が擦れた跡がほぼ無し!

両方の台車を分解してみましたが車輪と金属プレートが擦れた後はほぼありませんでした。

走行暦ほぼ無しです。

車輪と金属プレートをクリーナーで洗浄して組み立てていきます。

台車の組み立て

台車の前後を間違えないように組み立てましょう。

下の写真の赤矢印を合わせるように組み立てます。

台車の組み立ては、他の分解・整備記事で詳しく書いていますのでそちらをご覧ください。

幌を取り付けてみました。

動力ユニットにカプラー、台車、ボディーの順で組み立てます。

ライトの点灯良好!

走行も問題なし!

まとめ

今回は、TOMIX(2421) キハ58-1100(M)の分解・整備を紹介しました。

不動の原因は動力ユニット内の金属プレートの汚れが原因だったのではないかと思います。

金属接点クリーナーの付け過ぎには注意したいところです。

組み立て時に間違いやすい所は台車の組み立てでしょうか。

写真で示した矢印を合わせて台車を組み立てましょう。

大切な鉄道模型をいつまでも愉しみましょう!

何かの参考になれば幸いです。

あくまで一例を紹介したので、分解・整備はご自身の責任で行ってください。

少しずつ車両を集めて、急行「いよ」や「丹後」、キハ66・67形と合わせて急行「日田」「由布」の編成を愉しみたいですね。

今日はここまで~!

おわりっ!

おまけ

車に乗ってウキウキのゲンタ君。

どこかに行けると楽しいんでしょうね。

顔がイキイキしています。

ではまた~!

コメント

タイトルとURLをコピーしました