こんにちは。オードリ秋丸です。
今回は、TOMIXのEF65-1000の分解・整備を紹介します。
紹介するきっかけとなったのは、ヤフオクで購入したホキ800貨車セットの中に、台車が外れているEF65が入っていました。
EF65とは「はじめまして」の私は、台車を取り付けようとしたのですが、中間台車と干渉したりで上手く台車を取り付けることができませんでした。
ちょっとクセがありますよね。
分解してみたものの組み上がらなくなってしまった方、多いのではないでしょうか?
というわけで、私の経験から間違いやすい部分をまとめてみました。
分 解
台車が外れていたEF65を分解・整備していきます。(パンタも無い中古品です)
中間台車は、プラ製のピンをすぼめると外れます。
バネを無くさないように注意しましょう。
スカート(右のグレー部品)を外して動力ユニットの固定を開放します。
動力ユニットを上から見た写真です。
上下にライト基盤が挟まっていますので落とさないように分解します。
早い段階でライト基盤を外しておきましょう。
モーターとホルダーを取り外して分解は終了
旧型なので至ってシンプルな造りです。
整 備
整備していきましょう!
前オーナーさんは、至る所にクリーナーを吹き付けています。
台車ハウスもベットリとクリーナー液が付いているので、拭き取ります。
ホルダーは、グリスでベトベトです。
グリスは潤滑剤なので、足りないと異音がしたり多いと接触不良を起こしたり…
適量を塗布しましょう。
全部拭き取って新しいグリスを与えてあげましょう。
モーターのスプリングウォームのグリスも拭き取って、ライト基盤の通電部分もクリーナーで磨いてあげます。
組み立て
スプリングウォームにグリスを塗布して組み立てていきます。
間違いやすいポイントその1!
ホルダーの位置です。
赤矢印のようにユニットに3つの穴が開いています。
EF65は中央の穴にホルダが固定されるように組み立てます。
この位置が違うと、動力台車が中間台車に干渉します。
間違いやすいポイントその2!
モーターの組み立て方向の間違い。
一番最初の写真と見比べてください。
モータの方向が逆になっているのがわかると思います。
間違って組み立てると車両が走らなかったり、パワーユニットのパワーインジケーターが赤色に点灯します。
間違いやすいポイントに注意しながら組み立てます。
中間台車を取り付けます。
動力台車のギアにもグリスを塗布して組み立てます。
動力台車の分解・整備の仕方は、他の記事に書いてますのでご覧くださいね。
元の状態に戻りました。
パンタグラフを他の車両から共食いして完成です!
まとめ
今回は、TOMIX(2101)EF65-1000の分解・整備と組み立て時の間違いやすい点を紹介しました。
間違いやすいポイントは、モーターの方向とホルダの位置でした。
分解したけど組み立て方が分からなくなってしまった方、分解したいけど元に組み立てられるか不安な方は、この点に注意して分解・整備してみてください。
くれぐれも分解・整備は、ご自身の責任で行ってくださいね。
大切な鉄道模型で、いつでもいつまでも愉しみましょう!
何かの参考になれば幸いです。
今日はここまで~!
おわりっ!
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